小児救急看護認定看護師の役割と仕事内容は?

看護師と子ども

小児救急看護認定看護師の役割

小児救急看護は、2004年11月に分野特定された、認定看護領域の中でも比較的新しい領域です。

小児救急看護認定看護師の役割は、救急外来を訪れる子どもへの看護をはじめとし、家族が安心して子どもを看病できるようにアドバイスをし、子どもの健やかな成長・発達のための支援を行うことです。

具体的には小児救急に訪れる子どもに対するトリアージが重要になります。小児救急看護認定看護師は医学的知識にもとづいて子どもをアセスメントし、重症の子どもが少しでも早く適切な治療を受けられるように順番を調整するようにすると同時に、待ち時間を安心して過ごせるような応急処置を行います。

自ら実践するだけでなく、それらを他の看護師に指導する役割もあります。

小児救急に対して不安を感じている看護師は多いため、そうした看護師の相談にのることや、子どものアセスメントやトリアージの方法についてアドバイスをすることも需要な役割です。

また、子どもの虐待や育児放棄が問題となっており、病院が求められる役割も大きくなっています。

子どもを保護することだけなく、その親がどんな苦労をしているのか、なぜ虐待が起きてしまったのかをつかむことが大切です。

小児救急看護認定看護師はその他の職種や地域、児童相談所などと連携し、少しでも母親が子育てをしやすい環境を作っていくことが求められています。

小児救急看護認定看護師の授業内容

授業用のノート

共通科目(105時間)


共通科目ではだけでなくすべての分野の認定看護師に共通する基本的な知識や技術を学びます。

「看護管理」「リーダーシップ」「文献検索・文献購読」「情報管理」「看護倫理」「指導」「相談」の7科目(+選択科目3科目)を履修します。

共通科目を通して認定看護師としての土台となる知識を学び、専門基礎科目や専門科目で得た知識を現場で活用できるようにするための能力を身につけます。

授業は講義形式だけでなく、グループワークを取り入れた参加型の授業が多く取り入れられています。小児救急看護以外の分野の受講生とも交流する場面があるので、多角的な視点で自分が選んだ分野を見つめる機会にもなります。

専門基礎科目(90時間)


小児救急看護に必要な基本的な知識について学びます。

授業では「アセスメントとケア」「リスクマネジメント」「救急技術の理論と実践」などを履修します。

専門科目(180時間)


小児救急看護に必要な専門的な知識について学びます。

授業では「救急看護概論」「救急看護技術」「病態とケア」「救命技術指導」「災害急性期看護」などを履修します。

学内演習(60時間)


新生児・乳児・幼児・学童のそれぞれの発達段階に応じた様々なケースを想定し、シュミレーションやロールプレイングを通して、実践的なフィジカルアセスメントについて学びます。

小児のトリアージや虐待が疑われる子どもや家族への対応、電話相談への対応等も学びます。

臨地実習(180時間)

病院の救急外来の他、児童相談所、保健所、消防署、警察署、児童福祉施設などの小児救急医療に関連する施設で実習を行います。

小児患者や家族への看護の実践や他の医療スタッフに対する教育的・指導的役割を担います。

学内ケースレポート発表会(全学科合同)


講義や技術演習、実習先の医療機関で学んだことをすべての学科の学生に共有する発表会です。

自らの発表の準備や発表を通じて、学んだことを振り返りまとめることができる機会になるだけでなく、他の学生の発表から多くのことを学ぶ機会になります。

シェアする

関連する記事

転職サイトの口コミランキング

おすすめコンテンツ

看護師に人気の病院ランキング
サイト上のアクセス数や滞在時間を元にして、看護師に人気のある病院を都道府県別にランキング形式で紹介しています。
看護師のお給料事情
看護師の平均年収や年収の高い大学病院ランキングなど、看護師のお給料に関わる情報を掲載しています。
キャリアアップにつながる資格
キャリアアップを目指すなら資格の取得がおすすめ。76個の資格を興味のある分野、予算、期間から検索することができます。
看護師の恋愛100人アンケート
彼氏はいる?どこで出会ったの?結婚は?みんなが気になる看護師の恋愛事情を独身の看護師100人にアンケート。その結果を大公開します。