皮膚・排泄ケア認定看護師の役割と仕事内容

フィジカルアセスメントをするナース

皮膚・排泄ケア認定看護師の役割

ストーマ造設患者や排泄障害のある患者の病態を理解し、それぞれの患者に適した排泄管理や生活面での支援をします。皮膚・排泄ケアは栄養状態とも密接な関係にあるため、患者の栄養管理も重要な役割です。

また、ストーマケアに関する悩みは性別や年齢によってそれぞれ異なるため、それに関わる看護師には患者に応じた細やかなメンタルサポートが求められます。

また、よりよいケアを提供するためには皮膚・排泄ケア認定看護師が自ら実践するだけではなく、病院全体で支援できる仕組みを作ることも大切であるため、皮膚・排泄ケア認定看護師は看護師の教育や育成に関わるという役割もあります。

皮膚・排泄ケア認定看護師の授業内容

共通科目(150時間)


共通科目では皮膚・排泄ケアだけでなくすべての分野の認定看護師に共通する基本的な知識や技術を学びます。

「看護管理」「リーダーシップ」「文献検索・文献購読」「情報管理」「看護倫理」「指導」「相談」「対人関係」「臨床薬理学」「医療安全管理」の10科目を履修します。

共通科目を通して認定看護師としての土台となる知識を学び、専門基礎科目や専門科目で得た知識を現場で活用できるようにするための能力を身につけます。

授業は講義形式だけでなく、グループワークを取り入れた参加型の授業が多く取り入れられています。皮膚・排泄ケア以外の分野の受講生とも交流する場面があるので、多角的な視点で自分が選んだ分野を見つめる機会にもなります。

専門基礎科目(60時間)


皮膚・排泄ケアのスキルに欠かすことのできない皮膚のアセスメントとケアを始め、ストーマ用品や失禁用品などの基本的な知識を得ます。

また、精神面のアセスメントとケアや創傷管理から排泄管理に必要な栄養生理学についても学びます。

専門科目(225時間)

皮膚・排泄ケアに必要な専門的な知識について学びます。

授業では皮膚・排泄ケア概論、排便機能に破綻をきたす病態の理解と評価、排尿機能に破綻をきたす病態の理解と評価、ストーマケア、排泄ケア、創傷の病態と治療、創傷アセスメントと管理などを履修します。

演習(150時間)

創傷管理、排泄管理(オストミーケア・失禁ケア)が実践できるための技術演習の他、文献から得られた知見を発表するプレゼンテーション、実習先の医療機関で目にした具体的な事例を報告するケースレポートなどを行います。

実習(225時間)


教育機関から離れて1ヶ月半程度、近隣の医療機関で実習をします。実習では看護計画の立案や記録をはじめとし、具体的な事例を報告するケースレポートも作成します。講義で学んだ知識や技術を実際の看護の場面でいかに実践できるかが問われます。

学内ケースレポート発表会(全学科合同)


講義や技術演習、実習先の医療機関で学んだことをすべての学科の学生に共有する発表会です。

自らの発表の準備や発表を通じて、学んだことを振り返りまとめることができる機会になるだけでなく、他の学生の発表から多くのことを学ぶ機会になります。

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