感染管理認定看護師の役割と仕事内容

ばい菌と感染症予防のためのマスク

感染管理認定看護師の役割

感染管理のエビデンスを理解したうえで、適切な感染予防策・感染発生後の対策を進めます。

主な役割は①疫学の知識に基づく院内感染サーベイランスの実践、②ケア改善に向けた感染防止技術の導入(サーベイランスに基づく感染対策)、③各施設の状況に合わせた感染管理プログラムの立案と具体化、の3つです。

具体的には病院内の感染症発生状況を把握するためサーベイランスを実施したり、感染対策マニュアルやポスターの作成、医療機器の滅菌などを行います。

新型インフルエンザをはじめとする多くの感染症はいつどこで発生するか分からない上に、発見が遅れれば更なる拡大を招く恐れがあります。

感染管理認定看護師は医師や感染症看護専門看護師、その他のスタッフと連携し、迅速かつ的確に感染症に立ち向かうことが求められます。

感染管理認定看護師の授業内容

共通科目(120時間)


共通科目では感染管理だけでなくすべての分野の認定看護師に共通する基本的な知識や技術を学びます。

「リーダーシップ」「文献検索・文献購読」「情報管理」「看護倫理」「指導」「相談」「看護管理」「臨床薬理学」の8科目を履修します。

共通科目を通して認定看護師としての土台となる知識を学び、専門基礎科目や専門科目で得た知識を現場で活用できるようにするための能力を身につけます。

授業は講義形式だけでなく、グループワークを取り入れた参加型の授業が多く取り入れられています。感染管理以外の分野の受講生とも交流する場面があるので、多角的な視点で自分が選んだ分野を見つめる機会にもなります。

専門基礎科目(120時間)

感染症管理認定看護師サーベイランスデータ(感染症の発生状況を調査・集計したデータ)を管理・活用する能力も必要になるため、微生物や感染症に関する知識や統計分析に関する基本的な知識をここでは学びます。

専門科目(120時間)

感染症の管理に必要な専門的な知識について学びます。

具体的にはサーベイランスデータの活用法や感染管理の指導方法、医療機器の滅菌方法などについて学びます。

演習(90時間)


施設内で感染症の管理や指導が実践できるために、感染管理ステムや感染症防止技術、感染管理の指導などの7つの項目に沿った感染プログラムの立案や微生物検査演習などを行います。微生物検査演習は研修生にも人気の授業のようです。

実習(180時間)


教育機関から離れて1ヶ月半程度、近隣の医療機関で実習をします。実習では実際に利用できる感染予防・管理プログラムを作成します。講義で学んだ知識や技術を実際の看護の場面でいかに実践できるかが問われます。

学内ケースレポート発表会(全学科合同)


講義や技術演習、実習先の医療機関で学んだことをすべての学科の学生に共有する発表会です。

自らの発表の準備や発表を通じて、学んだことを振り返りまとめることができる機会になるだけでなく、他の学生の発表から多くのことを学ぶ機会になります。

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