認定看護師になるための費用は?学費・検定料・奨学金などを徹底解説

認定看護師になるためには最低でも150万、最高で250万以上のお金が必要になります。決して安くはない金額ですので、病院の支援制度や奨学金を積極的に活用しましょう。そうすることで、出費は半分以下に抑えることも可能です。

認定看護師になるためには時間だけではなくお金もかかります。それぞれの生活状況や入学する教育機関によっても異なりますが、最低でも150万、最高で250万以上のお金がかかります。

内訳としては必ず必要になるお金が100万円、ひとによって必要な金額が異なるお金が100万から150万円くらいです。

お金と女性

必ず必要になるお金

入試検定料 約5万円
入学金 約5万円
授業料 約70万円
実習費 約10万円
認定審査費用 5万円
認定費用 5万円

認定審査料や認定料は認定看護師になるためには必ず必要なお金です。認定審査料は認定審査に応募するときに必要になるお金、認定料は審査に合格したときに認定証を発行してもらうための費用になります。

入学金や授業料は入学する教育機関によって異なりますが、おおむね70〜100万円程度となります。病院によってはこのお金を全額、あるいは一部負担してくれる場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。

人によっては必要になるお金

家賃 約40万円(8万×6ヶ月)
生活費(食費、携帯代、交遊費など) 5万円〜8万円
引越し費用 約6万円
実習先での宿泊費 約10万円
交通費 約10万円
書籍代 約10万円
パソコン代、通信費 約14万円

教育機関の数はまだまだ数は少なく、認定を受けたい分野の授業を実施している教育機関が近くにあるというケースは少数派です。一時的にでも引っ越さないと通学ができないということのほうが多いです。

そのため、認定看護師を目指す人のほとんどが、家具付きのマンスリーマンションなどを借りて通学しています。

その家賃が必要になる他、今のマンションの家賃も払い続けることになるので、家賃の支払い金額は倍近くになります。当然、食費や光熱費も必要になるので、これまで通りに生活費もかかってきます。

また、認定看護師の授業ではレポートの作成や、データの分析、プレゼン資料の作成など、パソコンは頻繁に利用します。

パソコンをまだもっていないひとはパソコンの購入資金も用意しましょう。ワードやエクセル、パワーポイントなどの基本ソフトが入っていないというひとはそれも買う必要があります。

支援制度を活用する

以上のように認定看護師を目指すためには200万円くらいは必要であることが分かったと思います。

それだけの貯金があれば問題はありませんが、そうでないひとがほとんどだと思います。そういうときには病院の支援制度や奨学金を活用するようにします。

支援制度は病院によって異なりますが、6ヶ月の在学期間中も基本給や賞与の一部や全額を支給してもらえる場合があります。

奨学金についても6ヶ月で120万や、月額で8万円程度の貸与を受けることができます。

支援する看護師

病院の支援制度

支援制度の有無やどのような支援をしてもらえるかは病院によってさまざまです。通学中も給与が支給される場合や、授業料や家賃を助成してもらえる場合など、病院ごとに異なりますので、代表的な例を3つご紹介します。

  A病院 B病院 C病院
研修中の扱い 職免で身分保障 休職扱い 休職扱い
研修中の給与・賞与 なし 基本給の3分の2を支給 給与・賞与を全額支給
その他助成 ・最高200万円を無利息で貸与 ・授業料の半額を支給
・滞在費、交通費を全額支給
・入学金全額、授業料を半額貸与、合格時にはそれぞれ支給

病院によってどんな費用を支援してくれるのか、支給なのか貸与なのか、全額か半額かなど実に様々です。

上記のC病院のように、給与・賞与は全額支給で、入学金全額、授業料半額が合格時に支給されるところであれば、自分で用意するお金は100万円程度に収まります。

ただし、病院の支援制度に共通している条件として、資格取得後5年間はその病院で勤務し続けることをあげていることがあります。

当たり前ですが、病院側としてはその病院で認定看護師を必要としているから支援してくれている訳で、間違っても病院の支援制度を使って他の病院で勤務するなんてことはできません。

奨学金制度

事情があって病院の支援制度が利用できない、あるいは支援制度そのものがないという場合には奨学金を利用するという方法もあります。

教育機関によって利用できる奨学金は異なりますので、入学予定の教育機関があるのであれば、事前に調べるようにしましょう。

ここでは参考までに代表的な奨学金を3つご紹介します。

■認定看護師教育課程奨学金(日本看護協会)
貸与額:総額120万円以内
返還:認定看護師教育課程を修了した翌月から起算して3ヶ月後から一括又は割賦により全額を返還。返還期間は24ヶ月以内。
■徳洲会グループ奨学金制度
貸与額:総額60万円(月額5万円)
返還:徳洲会グループの病院に修学期間と同期間勤務したときは全額免除。
■八千代市看護師等修学資金貸付制度
貸与額:総額100万円
返還:市内の看護師関連業務に一定期間従事したときに全額免除

大きく分けて、日本看護協会、医療法人、地方自治体の3の主体の奨学金を利用することができます。

代表的なのは日本看護協会ですが、医療法人や地方自治体の奨学金は条件付きで返還を免除してもらえるので、入学予定の教育機関が指定している奨学金があれば事前にチェックしておくとよいでしょう。

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