後輩・新人看護師の上手な接し方・指導のコツ

先輩看護師として後輩や新人看護師との接し方に悩むことは多いと思います。歳の差があることや、ときには、厳しく指導しなければいけない場面もあるでしょう。そんなときに、どうやって対応をして気を付ければいいのか、ポイントをまとめてみました。

後輩や新人指導の最近の傾向を知る

ひと昔前までは仕事は見て覚える、新人は雑用でつらくて当たり前という、体育会系の部活のような雰囲気もありました。いまのベテラン看護師たちはそうした場面で育ってきたケースが多いですが、現在はかなり教育指導の在り方も変わってきています。

一対一の指導だったものが、チームや病棟全体の指導へと変わり、先輩看護師一人の負担も幾分和らぎました。新人指導をするプリセプターだけではなく、精神的な-フォローをするメンターやプリセプターと新人のサポートをするアソシエイト(シニアプリセプター)などの役割が最近増えてきています。

また、看護技術も年々高度で複雑化してきているため、技術チェックリストなどもより細かく、量が増えてきています。いままで1回で覚えてきていたことや半年などの期間で習得していた技術も、例年通りにはいかなくなるかもしれません。

何度も何度も丁寧に時間をかけて教えていくという流れになり、それぞれ個人のレベルに合った指導に変わってきていることを、まずは知っておいてください。「私のときは~だった」はもう通用しなくなるということです。

後輩や新人指導でやってはいけないこと

後輩や新人指導の教育論や方法などはさまざまあり、それらすべてを実践するのは難しいことです。しかし、反対にこれだけはやってはいけないことを知り、守ることは、それほど難しいことではありません。

たとえば、感情的に怒る、怒鳴ること。何か間違いをしたときや、注意が必要な場面で「なんでやってないのよ!」と感情的になる看護師いますよね。後輩や新人看護師の立場からすると、怒鳴られた印象の方が強くなってしまい、注意された内容が頭に入ってこないかもしれません。

さらに最悪の場合、トラウマのような形になって、普段できていたこともできなくなってしまう悪循環に陥る危険もあります。すると、最近のニュースでも取り上げられるパワハラだと思われたり、お互いにとって何一ついいことはありません。まずは、感情はグッと押さえて、冷静に状況を伝えることが必要です。

また、後輩や新人看護師に対して、否定するような言い方も避けるべきです。ただでさえ、自己肯定感が低いなか働いているにもかかわらず、「それはおかしい」「看護師に向いていない」などと言われたらどうでしょう?看護師のやりがいなど感じることなく、ただただつらいこと、我慢しなくてはいけないこととなってしまいます。

後輩や新人看護師に対しての接し方、指導のコツ

志望動機について考える看護師

後輩や新人看護師の指導方法についてはさまざまな方法がありますが、結局はケースバイケースであることです。自己肯定感が低く、いつも自信がない子もいれば、前向きではあるけど大雑把で危なげない子もいますよね。

そんな看護師に対して、インシデントをしたときに「次から気を付けたら大丈夫」と言っても、前者にとってはいいかもしれませんが、後者の場合にはあまり深く考えずに同じ間違いをしてしまうかもしれません。それは危険なことです。

そのため、どの看護師に対しても使える方法としては、まずはその後輩や新人看護師がどんな子なのか、どういう看護師になってもらいたいかを考えることからはじまります。実際に成長していくのが後輩や新人看護師自身であり、そのサポートをするのが先輩看護師です。

病気で入院する患者さんへの対応と似ている部分はあるかもしれません。今、患者さんは何を考えて、どう思っているのだろうか…と考えることを、同じように後輩や新人看護師にもしてあげてください。

そこから、個人にあった指導方法を一緒に考えていきます。先輩看護師が一人で一方的に教えるのではなく、チームや病棟全体で一緒に同じ方向を向いて、同じ歩幅でやっていくことも必要です。

まとめ

後輩や新人看護師への対応に関しては正解がなく、悩むことの多いものです。しかし、すべて完璧な先輩看護師もいません。個人を尊重して一緒に考えていく、悩んで模索していきながら、自分なりの答えを導き出せたらいいですね。

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