介護老人保健施設(ろうけん)で働く看護師のメリット・デメリットを紹介

介護する看護師

メリット

・日勤のみで土日に休みをとりやすい
・看護だけでなく介護の経験もつめる
・多くの職種と連携するやりがいを味わえる

介護老人保健施設(老健=ろうけん)では基本的に夜勤はほとんどなく、土日も休みは取りやすいのが特徴です。

急性期病棟のように緊急対応も少ないので、残業やオンコールの頻度も少なめです。プライベートの時間も確保することができるのは老健で勤務するメリットになります。

もう一つのメリットは、看護だけでなく介護の経験も積める点です。介護職が看護師の仕事はできませんが、看護師は介護の仕事をすることはできるため、介護の専門スキルも身に付きます。

介護のスキルが身に付けば、選択できるキャリアの幅は広がりますし、将来的に自分が家族を介護する立場になったときもそのスキルを活かすことができます。

また、多くの職種と連携して仕事できることもメリットの一つです。老健では医師や看護師、理学療法士、 作業療法士、 管理栄養士、支援相談員、ケアマネージャーなどの多種多様な職種のひとたちが仕事に関わっています。

それぞれの専門性を活かしながら、患者に関わっていけることは、病院では味わうことのできないやりがいです。

デメリット

・病院で必要なスキルが身に付かない
・施設によっては勤務時間が長かったり、休みが取りずらい
・介護職との連携が難しい

老健では病院では日常的に行っている点滴や注射などの医療行為をする場面はあまり多くありません。

看護というよりは介護に関わる業務が多くなるので、介護のスキルが身に付く一方で、看護師としての知識や技術はあまり身に付きません。看護師としての専門性を追求したいひとにはデメリットになります。

また、施設によっては勤務時間が長かったり休みが取りずらいのはもう一つデメリットです。病院とは違い、老健では看護師の数が非常に少ないので、シフトを上手に組まないと休みがうまくとれなかったりします。休みが全くないということはないでしょうが、自分が希望する日に休みをとるのは難しいかもしれません。

もう一つのデメリットとしては介護職との連携が難しいという点です。「 介護老人保健施設(ろうけん)の仕事と役割を解説」でも書きましたが、介護施設における介護士と看護師の仕事の境界線は非常に曖昧で、本来違法であるはずの医療行為を介護士が行ってしまっているという実態があります。

その仕事の境界線が原因で、看護師と介護士がもめるということはよくあることで、看護師から見れば「医療の専門教育を受けていない看護師が口出ししないでほしい」となりますし、介護士から見れば「介護が専門じゃない看護師が介護に口出ししないでほしい」となります。

お互いが譲り合って、協力し合えばすむ話ではあるのですが、人間同士がすることですので、そううまくはいきません。患者さんとの関係構築よりも介護士との関係構築のほうが難しいと話す看護師も少なからずいるほどです。

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